どうも、妖狐(@yo_ko)です。
新型コロナウイルスの世界的流行により、大きなダメージを受けた日本。中でも、サービス業をはじめとするインバウンド(訪日外国人客による利益)は致命的な深手を負いました。
この試練を乗り越える為にG7先進諸国はGDP比2割にも及ぶ経済対策を発表。日本も108兆円規模の対策を講じていますが、実はこのお金は国債を発行して生み出した錬金術なのです。
ドイツは財政健全路線を封印。1560億ユーロ(約18兆円)の国債を発行して零細企業や個人事業主への支援などを進める。経済安定ファンドを通じて最大6000億ユーロの企業の債務保証、出資なども実施。https://t.co/I62Dgrc5fv
— 平川克美 (@hirakawamaru) May 1, 2020
世界が悲惨な状況に置かれている今こそ、お金の本質を理解しましょう。もちろん、コロナ禍において経済が一時的に死ぬのは間違いありません。しかし、今この瞬間にも、世界の富は確実に増え続けています。
世界の富が増え続けてるって本当?

商売の際によく使われる言葉があります。それは「小さなパイを奪い合う」という言葉です。
これは市場規模を表した言葉で、「どこで戦うかを考慮しないと儲けが少なくなるよ」といった意味になります。買いたい人が少ない場所では、商品が売れませんからね。
商売の基本とも言えるこのロジックは、あらゆる媒体に当てはまります。もちろん、今私が書いているこのブログ記事も同じ。見てくれる人(客)がいて初めて成り立つビジネスなのです。
ですが、もし仮に「パイが増え続けている状態」ならばどうなるでしょう?お客さんを奪い合っているように見えて、実は新しいお客さんがどんどん増えていっているのであればどうでしょう?
そこでは市場が広がり続け、利益も増えていきます。パイを気にする必要はもうありません。買いたい人が増え続ける場所では、必ず自分の商品が売れるのですから。
過去20年でお金持ちになった地球人
バブル崩壊以降、デフレによる不景気が続く日本ですが、一方で世界の富は右肩上がりで増え続けています。下記は世界銀行発表のデータです。

上記は1995年から2014年の19年間で、世界の富(Global wealth)が66%増加した事を表しています。人口1人当たり(per capita)で見ても、31%の増加です。
この現象は、今まで豊かだった先進国だけではなく、発展途上国でも同様に起きています。少なからず、世界は豊かになっていっているわけです。
しかし、このような状況に置いても、明日食べるものがないほど困窮な人々は未だに存在します。日本のような圧倒的に豊かな先進国にも、生活に困っている方が沢山いますよね?
結局のところ、富が増えたと言えど、ベースとなるものは資本主義。増加した資本がもたらす格差社会の前では、確実に明暗は別れるのです。
通貨の強さがお金の価値を決める

経済大国に住む選ばれた皆さんは、とても幸せだと言えるでしょう。なぜなら、日本人というだけで「日本円」を容易に手に入れる事が可能だからです。
例えば、もしあなたがエチオピア人なら、日本円を手に入れる事はかなり難しくなります。残念ながら、エチオピアの通貨「ブル」には、日本円ほどの価値がありませんからね。
エチオピアの平均年収は8万3千円弱。日本の約50分の1程度しかない。
高度に発展した資本市場を持つ日本は、その経済規模・国力の強さから信用を得られます。この信用が通貨の需要を高め、価値を引き上げくれるわけです。
日本円は、米ドルやユーロ(EU)と同じ国際通貨の1つ。貿易の基軸となる国際通貨は、他の通貨よりも立場が強くなります。ゆえに日本円を容易く手に入れられる環境にいる事は、幸運と言っても過言ではないでしょう。
通貨の価値が低くてもL/C決済が利用できる。例えば、韓国の通貨「ウォン」は国際通貨ではなく信用度が低いが、日本の銀行が保証を行う事で潤滑に取引ができている。
強力なお金を発行できる権利
「日本円」という通貨が圧倒的な強さを誇るもう1つの理由があります。それは日本が27年間連続で、世界1位の対外債権国だからです。
バブル後、上手くいっていないにも関わらず、長期的な経営黒字が続いた日本は世界一の黒字国家となりました。だから、GDPではアメリカや中国に負けていても、純資産では彼らに勝っているわけですね。
日本の財政では、よく借金問題(GDPの約2倍)が扱われています。しかし、実際にはそれは国内で賄われている借金を指しており、証拠に日本は国債の87%を自国で保有しているのです。これは例えるなら、社長の資産を会社が借りているようなもの。

出典:財務省「国債等の保有者別内訳」より引用
もちろん、湯水のようにいくらでもお金を刷れるわけではありません。しかし、このような自国通貨建て通貨で国債を発行できる国、ましてやその通貨の価値が高い国というのは、そうそう無いのが現実なのです。
未曾有の危機とされるコロナ禍においても日本の優位性は揺るがず、むしろチャンスと言えます。今こそ、アフターコロナに向かって、勝負の仕込みをしておきましょう!
『コロナ禍の最中、アメリカ人の4人に1人は食事を抜いたり食品の寄付に頼っている』
— Goemon (@Goemon_ryugi) June 4, 2020
一方で、
・ロックダウンの間、米富裕層の資産は4340億ドル増
・特にAmznベゾスとFBザッカーバーグの資産増は顕著
・ベゾスは+346億ドルザッカーバーグは+250億ドルhttps://t.co/l9SIypNUOd
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