5〜6歳児が外遊びでケガした場合の応急処置。傷口の状況を見て適切な処置を行おう。

ライフハック

どうも、妖狐(@yo_ko)です。

   

この記事では私が過去に産業医の講習を受けた経験から子供の怪我を想定し、家庭でも出来る対処法を次の3点から解説していきたいと思います。

    

本記事の内容

・傷口消毒の注意点

・市販医療品の注意点

・感染症の危険性について

     

1. まず傷口を洗うべし

小さいお子さんによくある怪我で、外で遊んでいてこけちゃったパターンがありますよね。その場合、傷口には砂やホコリなど、微量ではありますが不純物が混じっている事があります。

    

これは当然排除する必要がありますので、まず水道水で洗いましょう。ポイントは必ず水道水を使う事です。川の水はダメですよ。

    

以前、別の記事の中でも述べましたが、日本の水道水は他の国では考えられない程の高水準な安全性が保たれています。

   

医者が手術前に使用する滅菌水(無菌の水)と比べても、遜色がない品質です。この水道水の恩恵を借りてキレイに洗浄しましょう。

2018年12月16日、水道法の改正法案が可決された。もし、水道が民営化されれば、水質の大幅な劣化が起こる可能性もある。今後の動向に注意。

       

サビ・土・泥の汚れなどには要注意

最も気をつけて欲しいのが、サビ・泥・土などの汚れ。これは「破傷風」を引き起こす恐れがある為です。

    

【破傷風】

土壌中に生息する嫌気性生物である破傷風菌が、傷口から体内に侵入することで感染を起こす。破傷風の死亡率は50%である。成人でも15〜60%、新生児に至っては80〜90%と高率である。

出典:Wikipedia

     

恐ろしい症例として、庭の手入れ中にバラのトゲが指に刺さった事から発症した例があります。死に方もなかなかエグく、筋肉の異常硬直で背骨が折れたりするのです。

   

汚れの種類が土壌によるものと思われる場合は必ず洗浄し、医療機関を受診される事をオススメいたします。

      

なお、日本では破傷風ワクチンの予防接種が全国化されていますが、免疫は10年程度で弱まるので追加接種が必要になります。成人の方でも感染の懸念がある為、医療機関に相談されて下さい。

        

2. バンドエイドはダメ

どこの家庭にも常備されているであろうバンドエイド。ちなみに、うちの実家のババアの薬箱には「いつ買ったの?」と思うほど、骨董品の雰囲気を醸し出すバンドエイドが入ってました。

    

ガーゼで保護してくれるバンドエイドは、傷口を清潔な状態に保てるという利点があります。しかし、実は傷が治るメカニズムからは相反しているのです。

   

バンドエイドを使用した場合、多くは傷口がカサブタになりますよね?これは傷口が乾燥する為に起こる現象です。

   

傷口からは「滲出液」と呼ばれる、傷を治す役割を持った液体が出てきます。バンドエイドではその滲出液をガーゼで吸い取ってしまう為、かえって治りが遅くなるのです。

     

【湿潤療法】

創傷(特に擦過傷)や熱傷、褥瘡その他の皮膚潰瘍に対し、従来のガーゼを当て消毒薬による消毒をすると言う治療から、消毒をせず、創傷部を乾燥させず、ガーゼの代わりに被覆材(ドレッシングフォーム)を使用すると言った異なるアプローチによる治療法である。

出典:Wikipedia

    

バンドエイドではなくちょっと値は張りますが、フィルム状になっている衛生医療品を使用される事をオススメします。

どこのメーカーかわかりませんが、昔、傷口を粉スプレーで隠すというトンデモ医療品が売られていましたが、あれは最悪です。絶対に使用しないで下さい。

       

サランラップ最強説

ヤクザ

田舎の家にそんなハイテクな素材あるわけないやろ!どないするんじゃワリャ!

     

ご心配なく。実は凡庸性の高い素晴らしい素材がどこの家庭にもあるんです。

       

それはサランラップ。なんせ、医者がオススメしてるくらいですからね。

     

すり傷・切り傷等の外傷には「傷口を水道水で洗ってサランラップを巻く」が最適解となるかも知れません。

     

ヤケド(熱傷)は別

ヤケドは原因がまったく異なりますので、上記の湿潤療法は通用しません。むしろ傷口から壊死が広がり、敗血症で死ぬ危険性すらあります。絶対にラップ等を使用しないで下さい。

     

ヤケドの傷口は細胞が損傷している状態であり、上皮が出来るまで細菌の侵入口が開いたままになる。切創とは異なり、「出来るだけ傷口を無菌に保つ」が最適解と思われる。

     

ヤケドの真の恐ろしさは感染症を引き起こす懸念がある事です。ゆえにどんな小さなヤケドでも死に至る可能性があります。油断せずに必ず医療機関を受診しましょう。

     

ヤケドの「水ぶくれ」は、体が熱を冷やそうと血液を送る為に起こる現象。広範囲に至るヤケドの場合、循環血液量減少性ショックを起こす危険性もある。

      

まとめ

子供がケガした時に注意すべき点まとめ

1. まず冷静に傷の種類を確かめる。

2. 汚れを確認する。

3. 水道水で洗う。ヤケドの場合は水道水で冷やす。

4. フィルム状の医療品・ラップを使用する。ヤケドの場合は使用せずに速やかに医療機関へ行く。

5. 破傷風の恐れがある場合は外傷でも医療機関へ行く。

    

グーグルのコアアルゴリズムが変わってから、医療機関のページがトップ表示されるようになりました。私のこの記事よりも信頼性の高い記事ですので、まずそちらを参考にされて下さい。

    

子供の成長こそが親の幸せです。すくすく育つ我が子の為に、ネット上にあるたくさんの知識を利用して最適解を見つけ出しましょう。もしこの記事が何らかのお役に立てれば幸いです。

     

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