「見たら死ぬもの」が日本にあるかも知れない話。

思う事

どうも、妖狐(@yo_ko)です。

      

ホラー話が苦手な人には申し訳ないのですが、皆さんは「見たら死ぬもの」をご存知でしょうか?

       

実は私はホラーが大好きでしてね。最近では「貞子VS伽倻子」の映画を見たんですけど、後半は完全に大乱闘スマッシュブラザーズでした。この映画の残念な所は、幽霊役の女優の方がヒロインより顔整ってて美人な事です。

     

ですが残念ながら今回は怪談話じゃないんです。比喩や例えではありません。 

       

「見たら本当に死をもたらす物」をご覧に入れて差し上げましょう。

       

幽霊の正体

幽霊といえば「うらめしや」が決まり文句。

       

でも、そんなに恨まれても困りますね。だって、私わりと真っ当に生きて来たんで。誰かに恨まれる筋合いなんて一切ありません。

           

恨むんなら凶悪犯罪者を恨んでください(正論)

      

さて、上記について論破してもらいたい所なんですが、そもそも幽霊って何で怖いんでしょうね?

         

血だらけで怖い格好してるから?ビックリするような所に突然現れるから?

      

青年達

じゃあ、もし美少女の幽霊が出てきても怖いのかな?

      

青年A

いや怖いだろ!・・(妄想)・・ところでそいつ何カップ?

    

実は、この質問の答えはホラー映画にあったのです。何故なら、ほとんどの映画作品では幽霊に出会うとあの世へと連れていかれちゃいますよね?

      

つまり、私達は直接「幽霊」を恐れてるのではなく、その後に待つ「死」を恐れているのだと言えます。

   

死の恐怖を可視化したもの。

       

それが幽霊の正体です。

    

死への恐怖

タナトフォビアという病気をご存知でしょうか?

        

死恐怖症とも呼ばれ、死の観念から恐怖を引き起こす精神病の一種です。本能で死を恐れる我々にとって、その恐怖は計り知れないものでしょう。

    

ですが、生きとし生けるものには必ず平等に死が訪れます。お金持ちも貧乏人も、医者も学者も、私もあなたもどんな人達も、この死から逃れる術はありません。

             

アップル創設者のスティーブ・ジョブスは生前、このような言葉を残してくれました。

         

死は生命の最大の発明だ。死は古き者を消し去り、新しき者への道をつくる。

出典:スティーブ・ジョブス

   

この言葉は大変素晴らしいと思いますが、だからと言って死にたい人なんていませんよ。どんな酷い病気になったって最後の最後まで生きたいと、普通はそう思うはずです。

              

たくさんの生物達の中で、知能が発達した我々人類だけが、いつか死ぬことを理解しています。いつか死ぬことを理解しながら生きているのです。

       

だからこそ、命の尊さを実感できるのかも知れませんね。

       

「見たら死ぬもの」が日本にあるかも知れない

1986年4月26日、旧ソ連を崩壊に導くひとつの出来事が起こりました。

       

チェルノブイリ原子力発電所事故。

        

4号原子炉内で炉心溶融(メルトダウン)が発生し爆発。ロシア・ウクライナ・ベラルーシにまで至る広い範囲で放射性物質が降り注いだのです。

  

当時のソ連政府は事故の発覚を恐れ隠蔽。何も知らされていない住民は数日間、高線量の放射性物質が降り注ぐ中で生活をし被爆していきました。

         

事故を発見したのはスウェーデンのフォルスマルク原子力発電所。計測された放射線量のあまりの高さに、核戦争が起こったのではないかとの意見が出たほどです。

   

対応は何もかもが後手に回り多数の死者と被爆者を出しました。長い人類の歴史の中でも史上最悪の事故と言えるでしょう。

         

事故から33年たった今でも事故周辺の地域は居住が禁止されています。

    

手に負えない代物

現在、原子炉の周りは「石棺」と呼ばれるコンクリートの壁で覆われています。中でくすぶり続ける放射性物質は、今もなお高い放射線量を放っているのです。

          

石棺内部にまだ職員の遺体が残されていますが、それを回収できるようになるまでには数世紀という途方もない年月が必要になるでしょう。

       

一度引き起こされた原子力事故は人の手に負えないのです。原子力の力が、如何に人間のコントロール出来うる範疇を超えているかという事を、おわかりになって頂けると思います。

     

原発炉の中心部で炉心溶融を起こした高温の燃料は、格納容器やコンクリートを溶かながら溶岩状の物体を形成しました。

      

この塊はその独特な形状から「象の足」と呼ばれています。

        

溶け落ちた燃料棒(像の足)

      画像出典:https://kima-mato.blog.jp/archives/1023947612.html より引用

      

この「象の足」が放つ放射線量は、毎時80シーベルト。人間が約1時間で死ぬレベルの放射線量です。

     

もしこれを間近で見たのなら、細胞は壊死し数十分で死に至るでしょう。

       

見たら死ぬ物の正体。それは人類が残した、余りにも大きな負の遺産。

   

おわりに

2011年3月11日、私達が住む日本を巨大地震が襲いました。原発安全神話は崩れ去り、放射能は再び人類に牙を向いたのです。

           

もしかすると福島第一原子力発電所にも、「象の足」があるかも知れません。歴史は教訓として、事故を繰り返さないように私達に教えてくれていたのに・・・。

          

私達はこの件から学ぶ必要があります。

       

そして二度とこの悲劇を繰り返さぬよう、地球という星に生まれた人類の中の一人として、エネルギー問題に面と向かって取り組んでいく義務があるのです。

          

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。

出典:オットー・フォン・ビスマルク

        

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