どうも、妖狐(@yo_ko)です。
昨今、終身雇用・年金制度の崩壊と共に、副業推進の動きが高まっています。この背景には、AIやロボットによる業務の効率化で、雇用が大変動する懸念があるのは間違いないでしょう。
新卒一括採用や終身雇用、年功型賃金など、戦後、長く続いた日本型雇用を見直しhttps://t.co/TTohS62Yk4
— 妖狐@限界集落ブロガー (@yo_ko_sometime) January 21, 2020
やっと経団連が日本型雇用を見直し始めました。今後10年、確実に日本は大激動の時代を迎えるでしょう。「会社の名前」はもう通用しません。今こそ、新時代に通用する人材となるべきです。
上記を踏まえて、本記事ではこれからますます伸びていくであろう業界や職業について考察していきますので、どうぞご参考になさって下さい。

【2020年版】これから伸びる産業10選

この話をする前に避けて通れない問題が、世界を舞台にするのか?日本を舞台にするのか?の選択です。
今後、日本は特殊な環境の国となりますので、日本で需要がある業種が世界で需要があるとは限りません。逆に世界で通じる業界なら、日本でも活躍する事は可能だと言えます。
◆高齢化の国際的動向

画像出典:内閣府より引用
現在、各先進国内でも高齢化は進んでいますが、日本は他国と比べ物にならないほどの爆裂なスピードで高齢化しています。未だかつて前例がなかった「超高齢化社会」となるのです。
今後、正念場を迎える日本の経済は、高齢化による人口減少と労働力の減少で大ダメージを受けるのは間違いありません。
今後のキャリアを今一度お考えになり、日本から出ていく予定が無いのであれば、目次から日本の項目へ飛んで頂ければ結構です。では、これからますます伸びる産業をご紹介いたしましょう。
1. 仮想現実(VR)と現実拡張(AR)

市場規模:★★★★★
VR→バーチャルの仮想空間を作り出す
AR→現実の世界にバーチャルを組み込む
これはほぼ100%到来する未来の形です。既存のデバイスは、VRとARの進化により衰退する可能性が極めて高いでしょう。例えば、ARグラスが主流になると、スマホは無くなりますね。
仮想じゃなく現実“没入感”…世界初「HDR」VR端末、パナソニック発売へhttps://t.co/3T6ggRRnpB
— 産経ニュース (@Sankei_news) January 8, 2020
4Kを超える高解像度で、画面の明暗や色合いを鮮明に表現する技術「ハイダイナミックレンジ」に対応。この高機能と、眼鏡をかけるような装着感を両立した小型化端末は「世界で初」とアピールしました。 pic.twitter.com/Yy2JAINDgY
また、5Gが本格化すると、普通のYouTuberではなくVR技術を応用した「VR Tuber」が増えるはずです。
・バイクでツーリングする動画を運転手視線で録画→VRヘッドセットで視聴→実際に運転しているかのような体験ができる
・登山・深海への潜水・宇宙旅行などを当事者視線で録画→VRヘッドセットで視聴→非日常的な貴重な体験ができる
ARに関しては、下記記事にてまとめています。
2. シェアリングエコノミー

市場規模:★★★★☆
シェアリングエコノミーとは共有経済の事です。20世紀が「モノを所有する時代」ならば、21世紀は「モノを共有する時代」になります。詳しくは下記にまとめていますので、参照下さい。
3. YouTuber・ブロガー・Eスポーツ

市場規模:★★★★★
21世紀の最も大きい変革と言えば、インターネットの発明。中でも、広告業と小売り業はもろにその影響を受けました。これはグーフルとアマゾンと言い直した方が、伝わりやすいかも知れませんね。
インターネットがなかった時代、広告元は主にテレビでした。しかし、現在はネットが発達し、ソシャゲ・ネトゲ・SNS・ブログ・YouTubeなどに広告が分散しています。可処分時間の奪い合いが起きているわけです。
【可処分時間】
人々が自由に使える時間の事。学校が終わった後or仕事が終わった後から就寝するまでの時間。俗に言うアフター5。
原則として、人が集まる所にお金も集まります。近年、芸能界からYouTubeに進出する人が続出してますが、あれはテレビ番組以上にYouTubeが人気になっているからです。
デジタル広告費のシェア、総広告費の4割超に テレビ広告との差が開く 電通が予測https://t.co/6K59w7ij51 pic.twitter.com/unE8OOLDSE
— ITmedia NEWS (@itmedia_news) June 13, 2019
Google、容赦ないな…
— Nobi Hayashi 林信行 (@nobi) 2019年11月18日
同じ15秒の動画を最初の1週間はTV CMのみで、次の1週間はYouTubeのみで流したところ、リーチできたユーザー数はYouTubeのほうが30%多かったと明かした。https://t.co/x3OMNzZ4Vc
また、今後動画コンテンツが成長する事を考えると、文章コンテンツがオワコン気味なのは間違いありません。ですが、まだまだブログでも稼げますよ!ソースは私です。
4. ロボット産業

市場規模:★★★★★
人間の労働を肩代わりしてくれるロボット技術。これにAIが合わさる事で、インダストリー4.0となります。欧米や中国よりも、日本が圧倒的にアドバンテージが取れる産業の1つでしょう。
人類の進化を一言で表すなら、「労働の代替」です。例えば、昔洗濯は人間が手で行っていましたが、今は洗濯機がありますよね?電話が一般的に普及していなかった時代には、電話の交換手という仕事もありました。今考えると意味不明です。
事実として、人間が存在する限り労働は代替され続けます。悪い言葉で言うと、人間が存在する限り、人間の仕事をロボットが奪い続けるのです。
今後はより人間に近いロボットが登場するはずです。もしロボットに繊細な人間の手の動きが可能になったら、凄まじい数の職業が廃業に追い込まれるのは間違いないでしょう。
5. セルロースナノファイバー

市場規模:★★★★☆
植物繊維の新素材。これも日本が有利を取れる産業の1つです。詳細は下記記事をご覧ください。
6. マリファナ産業

市場規模:0〜★★★★★
現時点ではまったく価値がありませんが、もし日本が合法化した場合、莫大な富を生み出す可能性が高いです。合法化したアメリカでは、5年後の市場規模が約7兆円と予想されています。
日本が負担する公務員の人件費の総額が7兆8千億。それに近い額なので、市場規模の凄まじさがわかる。
ただし、現時点では違法なので、絶対に手を出さないようにしましょう。また、日本が合法化する可能性も極めて低いと思われます。
7. 自動運転・電気自動車
市場規模:★★★★☆
自動運転は確実に完成される技術と言えます。また、時代は電気自動車or水素などの次世代エネルギーへとかわり、人間の移動範囲はついに空中へと突入するのです。
今日ワイドナショーで5Gと自動運転が取り上げられてました。ティアフォーは今年2月に(おそらく世界で初めて)5Gで接続された複数台の自動運転車(運転席も無人)を一般道で運用しました。これからサービス化します。#Tier_IV #Autoware #5G pic.twitter.com/c8bFjIrAci
— Shinpei Kato (@ShinpeiKato) 2019年11月17日
国土が狭い日本は5Gインフラや充電スタンドの設置が容易です。事実、充電スタンドの数はヨーロッパよりも先行しています。そして何より、ガソリンなどの天然資源を有していないので既得権益が存在しません。
例えば、中東諸国は石油を売ってお金を稼いでいるが、電気自動車になればガソリンは売れなくなってしまう。もし日本が油田を持っていれば、そこに利権が働いて電動化を阻止する力が働いていただろう。
上記から、自動運転は日本に向いている技術だと言えます。少子高齢化でまったく労働力が足りてない今こそ、ぜひ取り入れてもらいたいですね。
これから身につけておくべきスキル

広がるグローバル化や技術革新により、今後、日本型雇用は崩壊します。今までのような「就職したら安泰」という社会ではなく、死ぬまで競争の「超実力主義社会」になる可能性が高いのです。
そんな中で自分の市場価値を高めるには、スキルを身につけるしかありません。結論から言いますと、将来有望なスキルは次の2つです。
・英語
・プログラミング
2020年からは日本の小学校でもプログラミングと英語の必修化が始まります。
この教育改革の裏側には、深刻なIT人材不足とダイバーシティー(人材と働き方の多様性)に対応する狙いがあるのは間違いないでしょう。
1. 英語

これはマーケット(市場規模)から推察する事ができる問題です。日本語を話す人は世界に1億人弱しかいませんが、英語を話す人は17億人以上存在します。
一つの商品を売るのにも、日本に売るのと英語圏に売るので17倍違うわけです。仮に中国やインドならば13倍になります。
ぶっちゃけ、日本語は世界で一番難しい言語でしょう。そして、その日本語を話す人は少子高齢化により年々減少しています。つまり、ただでさえ参入しにくいマーケットが縮んでいっているという事です。
Xbox Oneというマイクロソフトのゲーム機は日本でマーケット展開されなくなりました。世界から見ても、人口減の社会構造を抱える日本は魅力がない市場になりつつあります。
これは内需で成り立っている日本も同じです。日本で作っても日本で売れなくなるのは驚異という他ありません。
成長の逆転現象
今後は日本を含む先進国よりも、若い人材が多い発展途上国の方が経済成長していきます。事実、インドのGDPの成長率はバブル期の日本とほぼ同じです。
先進国の成長は減速し、成長率が2019年には2.0%、2020年には1.7%となると予測されています。新興市場国と発展途上国については、2019年の成長率が4.5%へとわずかに下がった後、2020年には4.9%に上昇すると見られています。最新の世界経済見通しによる予測をご確認ください。https://t.co/8UzmSpb8Zp pic.twitter.com/gqBDQvPRXh
— IMFニュース (@IMFNewsJapanese) 2019年1月21日
バブル期の日本で起こった事がそのまま途上国でも起こると考えた方が良いでしょう。人件費・生活レベル・不動産や土地価格・内需などが凄まじいレベルで成長していき、途上国に不動産を持つ人は、十数年後に大金持ちになっているかも知れません。
インドネシアの人が「旦那はHONDAで私はダイハツ」とか言っていて、「ああ、ダイハツの軽の中古でも走っているのかな」と思っていたら7人乗りSUVだとは!
— ももちじいや (@jiiyah) 2019年11月23日
「あと15年以内に日本のGDP(国民総生産)を抜くインドネシアにいってきた。日本よ、これが高度成長だ!! https://t.co/Eh50RB6adD @Isseki3さんから
✅海外でのビジネスチャンス5選
— マナブ@バンコク (@manabubannai) 2019年11月21日
・バンコクでの美容メディア
・シンガポールの飲食ポータル
・マレーシアでの美容院開業
・ラオスでの高級バーの開業
・母の味バーチャルレストラン
このあたりは、わりと稼げそう。月30万〜300万くらい。副業的な起業でも稼げたりしますので、ブログにまとめます😌
グローバル時代となった今、日本を飛び出し世界を相手に戦っていく必要があります。その為のツールとは、最もポピュラーな言語。すなわち、英語なのです。
日本で高収入のスポーツといえば野球だが、実際はクリケットに劣る。クリケットは人口が多い中東〜西洋で人気のスポーツ。その競技人口の多さから平均年棒が4億6000万円もあり、野球(3826万円)の比では無い事がわかる。
自動翻訳
英語(語学)を学ぶ上で意識しなければいけないのが自動翻訳。これはほぼ確実に完成される技術と言えるでしょう。そうなれば語学学習の価値が下がるのは事実です。
しかし、完成にはまだまだ時間がかかります。いくら技術の進歩が早いといっても、相当量の時間が必要になるのは間違いありません。
実は、第二言語を学ぶと認知症になる確率を減らせるというデータが存在します。身につけておいて損なスキルではないでしょう。
ベルギーのゲント大学の研究チームが発表したデータでは、「バイリンガルの人はアルツハイマー型認知症の発症を約4年遅らせる可能性がある」とされている。
◆英語を学べるおすすめのサービス一覧
サービス名 | サービス内容 | 無料体験期間 |
Global Step Academy![]() | オンラインスクール(大人も入学可) | 1ヶ月 |
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2. プログラミング

今後、IT業界が伸びるのは火を見るよりも明らかだと思います。例えば、昨今の名だたる世界的大企業はすべてIT系ですよね?
GAFAM5社の時価総額は、既に5.2兆ドル。5社で日本の時価総額に匹敵する規模だ。彼らは、海外で殆ど税金を払っていない。
— 堀義人 (@YoshitoHori) January 23, 2020
フランスが、デジタル税を導入すべく動いたが、トランプが強く抵抗。現在はペンディングになっている。
フランスの主張は、「世界全体で取り組むためにOECD等と
組んでいる」。
アップル・アマゾン・グーグルなど、今後ますます活躍が見込まれるIT大手が世界の頂点に君臨している事から、容易に想像ができます。また、後進国を含め世界中の国でインターネットは利用されており、今やインターネットが使えない国を探す方が難しいです。
ホームページは当たり前にあるし、ネット販売は主流になりつつあります。スマホのアプリは次々に開発され、ブロックチェーンなどの新技術もてんこ盛りです。
【日本は約20店】音響のボーズ、日米欧の119の直販店を全店閉鎖へhttps://t.co/9vTm6sbX6t
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2020年1月16日
需要が拡大しているインターネット通販に軸足を移すという。中国など他の地域にある約130の直営店は営業を継続。
現代の必須スキルに近い
今後、舞台はAIによる自動化へと移り変わるでしょう。エンジニアやプログラマーは、これからの時代に必要不可欠な存在だと言えます。
日本は契約が電子化されてないからAIがフル活用出来ずビジネススピードでまける。
— しんり/鈴木眞理@freee IPO事業部 マネージャー (@shinri_55) 2019年6月24日
目先のビジネスだけ考えてると地盤沈下が起きそう。
>ベテラン弁護士20人の平均所要時間が92分、正答率85%に対し、AIは所要時間26秒で94%。
「リーガルテック」 契約書をAI点検: 日本経済新聞 https://t.co/P5gQaPzd7q
社会をより豊かにより便利により高度なものへと変えていくIT技術は、人間が存在する限り進化し続けます。そして、その進化のスピードは人間の範疇を超えるのです。
【ムーアの法則】
大規模集積回路(LSI IC)の製造・生産における長期傾向について論じた1つの指標であり、経験則に類する将来予測である。最も有名な公式は、集積回路上のトランジスタ数は「18か月(=1.5年)ごとに倍になる」というものである。
出典:Wikipedia
凄まじい速さで裾野を広げるIT業界はまさにドル箱。一昔前に笑われていたパソコンヲタクは今や天下人と言っても過言ではありません。
これから日本でのびる業界

さて、ここからは日本に舞台を移して考察していきましょう。冒頭でもお話した通り、日本が迎える環境は特殊です。
平成28年度の年齢階級別1人当たり医療費(医療保険制度分)を見ると、60歳から64歳で36.3万円であるのに対し、75歳から79歳で76.9万円、80歳から84歳で91.9万円、90歳以上116万円。80歳超えたら自己負担で良いじゃん。超高齢者を生かすために若者が死ぬ構造 pic.twitter.com/0BcmxrduIZ
— Isseki Nagae/永江一石@「虎の穴」 (@Isseki3) 2020年1月8日
葬儀ビジネスの市場規模、1兆7450億円。出版業界の市場規模とほぼ同じ。しかも2055年まで市場拡大予定ってすごいな。
— karen (@NOK_tweet) September 11, 2010
しかし、もしこの過酷な環境を乗り越えられたのなら、他の国にもいずれ訪れる高齢化問題を解決した国として、世界のロールモデルとなれるでしょう。チャレンジする価値は大いにありますよ!
1. 葬儀関連

葬儀関連は最も需要が高まる業界だと言えます。高齢者が増えるというのは、亡くなる方も増える事を意味するからです。
◆出生数及び死亡数の将来推計

画像出典:内閣府より引用
内閣府の推計では、2020年度だけで110万人の方が亡くなると予想されています。その後も年々増え続け、2040年までに150万人(1年あたり)を突破する見込みです。
単純に計算しても、今後10年で1000万人以上亡くなるという事。おそらく、現状の葬儀屋の数では24時間フル稼働しても足りなくなると思われます。
九州地方の総人口が約1200万人。なので、九州全体が無くなると考えたらその恐ろしさがよくわかる。
火葬場も全然足りてない
人口の減少と機械化されにくい業務内容も相まって、葬儀屋は非常に求められる職業になるでしょう。また、現状すでに火葬場は足りなくなっています。
【葬儀なし 遺体お預かり広がる】https://t.co/Lt7vC8UYZA
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) November 2, 2018
高齢化に伴って年間130万人以上が亡くなる「多死社会」を迎える中、遺体を預かる「遺体安置ビジネス」が都市部を中心に拡大。火葬のみを行う直葬の増加や、火葬場不足が背景に。
都市部の凄まじい人口密度はまさに多死の極み。火葬まで1週間待ちもザラにあるのだとか。まったく間に合っていませんね。
火葬場の建設には地域住民の了承や環境の問題などがあり、非常に難しいのですが、このような状況なら国も重たい腰をあげて増設するはずです。そこには当然、雇用が生まれます。
2. 医療関連

これはまぁ・・・誰もがなれる職業ではありませんが、お医者さんを含む医療業界は今後ますます需要が見込まれるでしょう。無敵と言っても過言ではありません。
理由は大きく分けて2つあります。
エンバーミング
前項で、火葬場が足りなく1週間待ちが発生していると申し上げました。当たり前の話ですが、死後1週間も遺体を置いておけません。
つまり、遺体を腐らせない処置をする必要があるという事。エンバーミングという技術をご存知でしょうか?
【エンバーミング】
遺体を消毒や保存処理、また必要に応じて修復することで長期保存を可能にする技法。日本語では遺体衛生保全という。土葬が基本の北米等では、遺体から感染症が蔓延することを防止する目的もある。また、遺体の輸送や葬送を行う施設の順番待ちと言った理由から、遺体保冷庫では時間を賄えない場合にエンバーミングが用いられることがある。
出典:Wikipedia
火葬場も葬儀屋もまったく足りてない現状ではエンバーミング処置の需要が高まるのは間違いありません。ただデメリットとして、費用が高額(15〜25万円)になる事があげられます。
しかし、腐敗が進んだ遺体は結核菌などを繁殖させる為、非常に危険です。夏場では、まず人体の形を留めておけませんよ。エンバーミング処置は必ず必要になります。
5Gによる遠隔手術
今後、5G(第5世代移動通信システム)の到来により、インターネット通信速度が現状の100倍になります。そうなってくると、もはや国家間でさえタイムラグを感じません。
これを用いた技術に遠隔手術があります。インターネット通信のタイムラグがなくなるので、遠い場所の別の病院の患者さんにも手術が出来るようになるのです。
仮にあなたが資産家だとしましょう。そして、大病を抱えたとします。どんな医師に診てもらいたいですか?
おそらくですが、大金を払ってでも名医に診て貰いたいと思うのではないでしょうか。そしてその名医が自国にいなかった場合、他国の医師を頼るはずです。
もしそうなったとしても、今後、国を移動する必要はなくなります。だって、町外れの寂れた病院でも設備と通信さえあれば手術出来るようになるのですから。
腕の良い名医の年収はとんでもない額になるでしょう。もちろん、医学の進歩により我々一般市民だってその恩恵には預かれますよ。
◆マイナビDOCTOR

マイナビドクターは医師・看護師・薬剤師・コメディカル・介護職向けの転職支援サービスです。求人の提案からアフターフォローまで、キャリアパートナーが対応してくれます。
3. 特殊清掃

特殊清掃は孤独死などで腐敗が進んだ遺体があった建物(部屋)を清掃する仕事です。無論、生半可な仕事でない事は想像して頂けると思います。
個人的には大本命でして、今後ますます需要が高まり、なおかつ高年収が見込まれる職業だと思っています。その理由は主に次の3つです。
1. 出来る人が限られてくる
2. AI &機械に代替されにくい
3. 誰かがやる必要がある
①出来る人が限られる
まず、業務内容が過酷であるがゆえに出来る人が限られてきます。当然ですが、蛆虫やハエを見るのは日常茶飯事。虫嫌いな人には無理でしょう。
また、マンションなどで亡くなられた場合、住民の方に配慮して作業する必要があります。どんなに臭くても窓は開けられないし、エレベータも匂いが移るので使えません。
労働環境は熾烈を極めるでしょう。
②自動化されにくい
特殊清掃のような過酷な仕事はぜひとも自動化してもらいたいのですが、かなり難しいと思われます。なぜなら、作業内容が毎回変わるからです。
上述したようなマンションの場合もあれば、山奥の一戸建ての場合もあるでしょう。建物の構造上、清掃がやりにくい場所だってあるはずです。
また、特殊な状況としてお風呂に浸かったまま亡くなられている事があるのですが、これはなかなかに悲惨みたいですよ。もはや人間では無くなってるそうなので・・・。
当然、湯船の中身は下水に流せませんので、元人間だった物体を取り除く必要があります。湯の色がどうなっているかは聞かないで下さいね。
AIや機械は同じ作業なら得意ですが、人間のように考えないので柔軟性にかけます。自動化されるにしてもまだまだ先の未来になりそうです。
③誰かがやらねばならない
ここまで説明した段階で、こんな風に思ってらっしゃる方もおられるでしょう。

そんなのいくら高年収でもやりたくねーよ!!
しかし、誰かがやらねばならないのです。高齢化により凄まじい数の人が亡くなる日本では、比例して孤独死も爆発的に増えます。放置は絶対に許されません。
仮に人が集まらなかったとしたら、国が主導で大幅に給料をUPするはずです。グロ耐性を持った少数派しか出来ないのに、その需要はますます伸びるという入れ食い状態。
また、孤独死には天涯孤独の方が多いのですが、親戚などがおられない(または拒否した)場合、遺品整理が必要になってきます。
清掃するついでに荷物も運びますので、遺品整理も兼業できるという事です。正直、かなりおいしい商売だと思いますね。
まとめ
さて、長文になってしまいましたが、以上がこれから需要が伸びる業界の考察となります。
ぶっちゃけ、人口減の日本ではあらゆる業界で人が足りなくなるでしょう。しかし、同時にAIによる自動化も進行していくはずです。
我々はその間を縫うようにして収入を得なければなりません。その為には情報収集と未来予測が重要になってきます。
難しい時代になるのは確実ですが、あまり悲観的になる必要もないかも知れませんね。なぜなら、AIがつくる世界が、いつの日か人間を労働から解放してくれるはずだから。
◆MIDAS(ミイダス)

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