プラスチックゴミによる海洋汚染。環境を破壊してお金を稼ぐ「消費社会」の現実とは?

ライフハック

どうも、妖狐(@yo_ko)です。

    

近年、海洋に流出するプラスチックゴミが問題となっています。年間約800万トンのプラスチックゴミが流出しており、このままいくと2050年には海洋生物と同等の数になる計算です。

       

生き物の命を頂いて生かされている我々人間が、その住処を奪うのです。文字通り、地球は死の星になりつつあります。

     

プラスチックゴミによる海洋汚染

1900年代後半から石油化学製品として大量生産されてきたプラスチック。その利便性の高さから、人々の暮らしは大きく豊かになりました。

     

プラスチック最大の利点は、衛生面や耐水性に優れた物を安価で量産できる点です。加工もしやすく、様々な物がプラスチックに代替されたのは言うまでもありません。昭和生まれの方にとって、飲料水のペットボトルが昔はガラス瓶だった事は記憶に新しいかと思います。

     

また、同じ石油化学製品であるポリエチレン・ポリアミドは食品の容器に使用され、賞味期限を大きく伸ばす事を可能にしました。コルクの代替品として製造された発泡スチロールも、近年では見かけない日がありませんね。

       

このような石油化学製品の中でも最大の発明はレジ袋でしょう。紙袋よりも耐久性に優れ且つ水を通さない性質を持つ為に用途が多く、すぐには減らない事が予想されています。

世耕弘成経済産業相によると、2020年の4月1日より有料化実施を目指すとの事。対象はコンビニを含む小売すべて。

     

35年で6倍にまで増えたゴミ

プラスチックゴミの発生量は地球規模で年々増加しています。1980年代の5000万トンから2015年では3億200万トンにまで増え、ここ35年ほどで6倍になった計算です。

      

中でもレジ袋は自然分解されるまで約1000年ほどかかるとされており、地上だけではなく海洋にまで進出するようになったゴミ達が様々な環境汚染をもたらしています。下記はプラスチック袋を飲み込んだクジラです。

    

クジラの死体から計40キロのプラスチック袋

     

海に漂うプラスチックゴミは海洋生物がエサと間違えやすく、捕食した生物が腸閉塞や栄養失調により死に至ります。さしずめ、海の生態系を荒らす殺戮兵器といった所でしょう。

       

マイクロプラスチックの脅威

プラスチックにはマイクロプラスチックと呼ばれる極小の種類が存在します。歯磨き粉や洗顔のスクラブに使われている粒子状のものです。

    

【マイクロプラスチック】

環境中に存在する微小なプラスチック粒子であり、特に海洋環境において極めて大きな問題になっている。一部の海洋研究者は1mmよりも小さい顕微鏡サイズの全てのプラスチック粒子と定義しているが、現場での採取に一般に使用されるニューストンネットのメッシュサイズが333μm (0.333 mm) であることを認識していながら、5 mmよりも小さい粒子と定義している研究者もいる。

出典:Wikipedia

    

これらの多くは下水道の処理から逃れ、海へと排出されます。マイクロプラスチックの有害物質が海洋生態系に入り込み、食を通じて我々の体内へ吸収されているのです。

日本近海には世界平均の約27倍ものマイクロプラスチックが漂っているというデータが存在する。

      

人間の体の中にあるガン細胞は人体を破壊しますが、人間が死ねばガン細胞も死に至ります。もしかすると、地球にとっての人類もガン細胞同様の存在かも知れません。

     

青く輝く生命に溢れたこの星が死ぬとしたなら、それは100%、人類の影響なのでしょう。我々は自分で自分の首を占めているのです。

           

環境を破壊してお金を稼ぐ消費社会

ここで残念なお知らせがあります。我々が生きるこの社会は、地球の資源を消費してでしかお金を稼げないシステムになっているのです。

     

例をあげましょう。毎日私は車に乗って通勤しています。埋蔵量に限りのある貴重なガソリンを使っているのです。本当に申し訳ありません。

        

おまけに私は製造業に勤めていますので、大量の資源を使って商品をつくっています。製造過程で大量の電気も消費します。申し訳ありません。

     

しかも、その商品はみなさんに使って消耗して頂かないと、売れるサイクルにならないわけです。当然、経営側は顔真っ赤で従業員を働かします。本当に申し訳ありません。

            

もちろん、私がニートになれば丸く収まるのですが、生きていくためには食料を消費します。ここでもプラスチック容器のお世話になるワケです。

      

事実として、我々は生きて存在する以上、消費社会から永遠に逃れる事ができません。

      

このクソシステムのおかげで世界は豊かになりましたが、資源はクソと化しました。あと数十年後には、もはやクソ以外残ってないでしょう。後世には私が代表して謝っておきますね。

    

妖狐
妖狐

色々とすまんな・・・

   

リサイクルとテクノロジー

このままのペースでゴミが増えていくと、間違いなく生態系は滅びます。日本は少子高齢化で人口減少していますが、世界では逆に爆発的に人口増加しているからです。

       

人口が増えるという事は消費も増えるという事。そして消費は金を生み出すのと同時に、資源を奪いゴミを増やします。この負のスパイラルから抜け出す方法を考えねば未来はありません。地球の運命は、文字通り我々の手の中にあるのです。

      

もしワンチャンあるとするなら、一人一人が意識改革を行う事。そして、地球の未来を救うテクノロジーを開発する事でしょう。

     

私を含め今この記事を読んでおられる方々は、恵まれた国に生きる選ばれた人達です。飢えや渇きを知らず、安全衛生が確立できた環境に生まれる事ができたのは幸運という他ありません。

    

しかし、このような強国に生まれたばかりに弱者の気持ちを理解できないのです。我々は自分達が消費したゴミの始末を弱小国へと押し付けているのですよ。

       

アジアンドキュメンタリーズ配信「プラスチック・チャイナ」予告編

     

運命を変えられるか?

良くも悪くも地球上の生物は地球と運命共同体にあります。ですが、多くの生物の中で地球の運命を変える事ができるのは、知能が高い我々人類だけです。

    

他の数多る生物には無い高度な頭脳が、これまでの歴史で不可能を可能にしてきました。人間は地球を滅ぼす悪魔かも知れませんが、その一方で地球を救う神様にもなれるのです。

      

どちらか正義なのかは一目瞭然。しかし、正義が必ず勝つとは限らないのがこの世の不条理。ましてや、資本主義の世界では資本を持たない人の方が圧倒的に多いのですから。

      

それでも望みは絶対に捨てないでおきましょう。「諦めたら試合終了」だなんて、どこぞのバスケ漫画が言わなくても、わかってくれる人がいると思うのです。

     

ゴミを減らす事は可能である

ダイビング好きの高校生が、8万年かかる海のゴミ除去をたったの5年で実現する大発明!?2億円以上集め、日本からプロジェクトを開始!【The Ocean Cleanup】

限界集落のクソ田舎では良くある風景ですが、及ばずながら私の実家では農業をして自給自足に貢献しています。多少なりともゴミを減らす取り組みをしているわけです。

       

ゴミを減らす取り組み

・なるべくレジ袋(プラスチック)を使わない

・ゴミを増やさない生活スタイルにする

・電気やガスなどのエネルギーを節約する

・シャアリングエコノミーを利用する

・リサイクル・リユース活動を広げる

     

とはいえ、1人1人の力は微々たるもの。それは限りなく小さな1歩かも知れません。ですが、どれほど小さくても人生の100年単位で取り組めば結果は変わるはずです。

     

きっと私達に出来る事はまだあります。どうかその思いを今の子供達にも伝えてあげて下さい。後世には私が代表して言っておきますね。

    

妖狐
妖狐

この星を守る為に、やれるだけの事をやってみるよ。

    

◆リサイクルネット

リサイクルネットは引越し・お掃除・断捨離などで出た不用品を買い取ってくれるサービスです。自宅まで配送業者が取りに来てくれるので、お手軽出品が可能。「不用品を捨てる文化」から「リサイクルする文化」へと変えていきましょう。

      

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