どうも、妖狐(@yo_ko)です。
残念ですが、貯金をしていたらお金が増える時代というのはとっくに終わりました。現在の利子は定期預金でMAX0.2%ほどです。
参照サイト:定期預金の金利の比較
1000万円を預けたとしても1年間でたったの2万円ですよ?控え目に言ってクソです。さしずめ「淀んで死んでいく金」でしょう。
【事実】貯金は無意味です

まず理解してもらいたいのが、貯金とキャッシュフローの違いです。
・貯金:あなたが稼いだ額の少数を残す事
・キャッシュフロー:あなたが稼ぐ仕組みそのもの
「何かあった時の為の貯金」という考え方がありますが、確かに一理あります。ですが、実はキャッシュフローが完璧に成立している状態なら貯金の必要などないのですよ。
例えば、あなたが入院したとしましょう。あなたがもし、体で労働してお金を稼ぐサラリーマンだとしたら、キャッシュフローは成立しなくなります。入院中は働けませんからね。
しかし、もしあなたが会社の経営者なら、あなたが入院していようが関係なく会社が利益を生み続けます。そこではキャッシュフローは流れ続け、入院費用も問題なく払えるという事です。
私はこの2つを「生きたお金」と「死んだお金」と表現しています。なぜなら、お金というのは国によって価値を与えられているただの紙切れだからです。
【ハイパーインフレーション】
経済学においてモノやサービスの全体の価格レベル、すなわち物価が、ある期間において持続的に上昇する経済現象である。通貨を媒介とした交換経済の麻痺や不確実性の高まりによって、生産活動や投資への意欲を喪失させることで、国民経済に重大な影響をもたらす。
出典:Wikipedia
それを理解している人はどんどんお金を商品と換えていきます。さらに新たなキャッシュフローを生み出す「投資」という商品にね。
40歳、年収350万、預貯金2,000万
— ギンギン (@ropponginza) 2020年1月18日
みたいな人、節約マスター的なポジションでよく雑誌とかに取り上げられてるけど、ここまでお金貯める努力ができるなら収入上げる努力に全振りすればすぐ年収1,000万くらいになれるよと助言するのは現代日本ではタブー。
貯金は明治時代の国策
そもそも、日本に貯金という概念が広まったのは明治時代からです。
明治時代に初めて導入された郵便貯金制度。政府は国民に貯金を奨励しましたが、なかなか新しい文化は受け入れてもらえず、仕方なしに金利を大幅にあげるなどの政策を行なっていました。
その後、戦争に負けた日本には強烈なインフレが起こり物価が高騰。国中にあふれた金の終いどころとしても、この貯金は一役買う事になります。
そして、インフレが落ち着いた後も旧大蔵省や日銀主導のもと、このシステムは今日まで推進されているというわけです。
「貯金が正しい」という価値観は国によってつくられたものなのですよ。
貯金が美徳ってマジ意味不明

元々「お金」というのは物々交換の為に生み出されたものです。
山で獲物をとる猟師さんと、海で魚をとる漁師さん。両者が物々交換する為には「時間」という邪魔者が存在します。いつでも獲物が取れるわけではないし、魚には鮮度があるからです。
そこで間に代替できる物を置いて交換するようにしました。貨幣制度がない時代には、貝殻がお金の代わりに使われていたんだとか。
つまり、お金というのは商品と交換する為に流動するものなのです。それなのに商品を買わずにお金を貯めるって意味不明過ぎませんか?
その貯めたお金、何に使います?本当に死ぬまでに使いきれます?
残念ですが「人生の時間」って、あなたが想像しているよりも、もっともっと早く過ぎますよ。
生きたお金の使い方

投資という言葉を聞くと、脊髄反射のごとく株式や為替といった金融投資の事を思い浮かべる方がいますが、何もそれだけが投資ではありません。
一口に投資といっても色々種類があるのです。
・時間への投資→自分の労働時間を減らす為にキャッシュフローが成立する仕組みを作る。
・知識への投資→キャッシュフローを増やすための知識を得る。勉学・語学・経験など。
・人への投資→友好的で協力し合える人間関係をつくる。人的資産の為の投資。
これらの為にお金を使う事も立派な投資です。というか、私は金融投資よりもよっぽど有意義だと思っていますね。言い方は悪いですが、金融投資はただのマネーゲームですから。
余ったお金を貯金に回してしまうと、これらの投資をする機会を奪う事になります。それは結果的に、あなたの収入を増やす機会をも奪うでしょう。いわゆる「ラットレース」という考え方。
【ラットレース】
働いても、働いても、一向に資産が貯まらない状態のことである。働いても、働いても、一向に資産が貯まらない様子が、回し車の中で、クルクル回っているネズミに似ていることから定義されていると、ロバート・キヨサキが自著「金持ち父さん 貧乏父さん」の中で語っている。
出典:Wikipedia
自己投資を行い自分の市場価値を高めなければ、給料だって下がるのが当然。そんな状態で一生懸命労働して節約したとしても、ものすごく僅かなお金しか得られないわけです。
これは経済学者トマ・ピケティ氏の著書21世紀の資本にて証明されている事でもあります。(詳細は下記の記事をご覧下さい)
残業で稼ぐのが一番簡単
多くの人がこれらの投資をしないのは、おそらくすでにキャッシュフローが完成しているからでしょう。「会社員」というキャッシュフローがね。
何も投資せずとも会社が毎月決まった給料をくれるので、貯金に回すのも当然かも知れません。ですが、投資に回さず貯金をするというのは現状維持になるのです。
それは現状を奪われた時にものすごく弱い事を意味します。すなわち、会社という後ろ盾を失った時です。
お金を稼ぐ方法として、会社員は最も楽な稼ぎ方でしょう。残業してたらお金が出るのですから。でも、もしお金が出なかったとしたら?あなた自身で稼がなければいけないとしたら?
我々はお金の為に働くのではありません。我々の為にお金があるのです。人の命は何よりも尊く、人の能力はお金以上に世の中を変えていきます。
ゆえに貯金などせずとも、あなたが素晴らしい人であれば勝手にお金は集まって来るのです。
今こそ「自分」というかけがえのない存在に、是非とも投資をして下さい。
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