大型車のタイヤは凶器になる件【タイヤバースト(破裂)の危険性を学ぼう】

ライフハック

どうも、妖狐(@yo_ko)です。

    

自動車を運転するすべての方に、知っておいてもらいたい事が2つあります。

      

それは「自動車は凶器になる」という事と、「自動車のタイヤも凶器になる」という事です。

       

大型車のタイヤバーストは爆弾並みの威力

トラックやトレーラーなどの運搬を目的とした大型車のタイヤは、当然、その積載量に耐えられる強度のタイヤが使用されています。

    

よくあるのはタイヤが2重になっている「ダブルタイヤ」という構造。駆動側(多くは後輪)に並列に2本並べ、左右に4つ分のタイヤを得られる構造です。これには、

       

ダブルタイヤの目的

・荷重を分散させ積載量を増やす

・安定した走行性

・片方のタイヤがパンクしても走行できる

    

などのメリットがあるのです。足回りに大きな力がかかる大型車には、無くてはならない存在だと言えるでしょう。

      

運搬が目的である大型車のタイヤはその荷重に耐えられるよう、普通乗用車よりも大きな空気圧に設定されています。下記はおおよその目安です。

     

車種空気圧
普通乗用車2〜2.5kg
2トントラック5〜6kg
4トントラック7〜8kg
大型トラック8.5〜10kg

     

大型車は普通乗用車の約5倍ほどの空気圧になっている事がわかりますね。実はこの高い空気圧こそが、タイヤを凶器にしてしまう一因なのです。

     

タイヤは消耗品である

自動車のタイヤは消耗品です。走行するたびにすり減っていき、やがては寿命を迎えます。

        

日本の道路交通法ではタイヤの溝が1.6mm以上と定められており、一部分でもこれを下回ると法律違反となります。

タイヤの溝がすり減る速さは5000kmで1mmとされている。新品のタイヤは8mmなので、約3万kmで1.6mmまで減少する計算になる。※使用環境によって変動するので、気になる場合は自動車整備士に見てもらおう。

     

また、走行しなくてもゴムの部分は時間と共に経年劣化していきます。劣化したゴムは伸縮性が失われカチカチに硬まってしまい、ひび割れなどの原因になるのです。

一般的にタイヤの消費期限は4〜5年とされている。ただし、製造日から10年以上経っているものは内部的に劣化している可能性がある為、見た目に問題がなくとも交換した方が良い。

     

タイヤのひび割れは非常に危険で、タイヤの破裂(タイヤバースト)を引き起こします。それがもし大型車のタイヤだとしたなら、甚大な被害をもたらすのは間違いないでしょう。

     

タイヤは凶器である

下記はタイヤバーストの恐ろしさが良くわかる動画です。※動画内では安全に留意して実験しています。決して真似をしないで下さい。

      

衝撃!タイヤバースト実験!タイヤ爆発の恐怖

   

人間が吹き飛ぶほどの凄まじい空気圧は、あたりどころが悪ければ死を招きます。実際に、日本でも死亡事故が起きているのですよ。

     

タイヤバーストによる死亡事故一覧

・2010年、山形県で除雪作業車のタイヤバースト事故。作業者は死亡。

・2010年、北海道でトレーラーのタイヤバースト事故。作業者は出血性ショックで死亡。

・2013年、埼玉県陸上自衛隊大宮駐屯地で大型トラックのタイヤバースト事故。女性隊員が死亡、男性隊員が重傷。

・2014年、滋賀県のガソリンスタンドで大型トラックのタイヤバースト事故。作業者は2メートルも吹き飛ばされ、風圧による大動脈解離で死亡。

    

自動車は運転によって凶器になりますが、タイヤも整備不良によって凶器になるのです。そして、それは運転者であるあなたにも牙を剥きます。

   

まずは危険性を認識し、乗る前の日常的な点検を欠かさない事。定期的に整備士などプロの診断を受ける事。これらを守って安全運転に務めて頂くようお願いいたします。

       

危険予知をしよう

危険性を認識できれば、ある程度事故を予測できます。例えば、信号などで待っている時に横に大型トラックが停車する時がありますよね?

      

この状態でタイヤバーストした場合、自車のドアはぶち壊され衝撃は車内にまで至るでしょう。出来るだけトラックの横には並ばない事です。

    

また、高速道路を大型車が通行している場合は、可能な限り道を譲ってあげましょう。大型車は運転が難しいので、バーストしたら大惨事になる可能性が高いです。

        

運転する時は常に危険予知をして下さい。結局はそれが安全運転につながり、同時にあなたの安全をも守る事にもなります。一石二鳥です。

       

我々は事故を起こす為に自動車に乗っているのではありせん。大型車も事故を起こす為に存在しているのではありません。

      

すべては、ほんの少しの注意で未然に防げるものです。それを防ぐ為にこの記事を書いたのです。

       

おわりに

タイヤの空気は最低でも月1回のペースで入れておきましょう。その時にスリップサイン・ひび割れ・劣化などをついでに確認しておくと楽です。

         

セルフのガソリンスタンドでも店員さんに言えばやってもらえますよ。

      

自分で入れたい場合は、下記にやり方を解説して下さっている方の動画を貼っておきますので、参考にされて下さいね。

タイヤの空気圧調整と空気の入れ方・・・ガソリンスタンドの球形の空気入れ

では、本日はこの辺で!

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