「めんどくさい」「行動できない」は当たり前の感情です。人間がみんなナマケモノである理由。

心理学

どうも、妖狐(@yo_ko)です。

   

サボりくん
サボりくん

あーあ、何をやるにもめんどくせぇわ

   

ニートくん
ニートくん

ここから一歩も動きたくないでござる

   

世の中にはきっと、このような事を思っている人がたくさんおられるのではないでしょうか。

       

しかし、その一方で、「めんどくさい」などという感情を微塵も感じさせないほど、ガムシャラに行動できる人も存在しますよね?

       

2つの両者は一見、まるで違う側面を持っているように見えますが、実際の所はまったく同じであり、両者ともこの世の全てがめんどくさくてたまらない「ナマケモノ」なのです。

         

「めんどくさい」「行動できない」は当たり前の感情

「めんどくさい」「行動できない」というのは、人間であれば等しく感じる当たり前の状態と言えるでしょう。なぜなら、我々は行動する際に必ずエネルギーを消費するからです。

      

この地球上に存在しているすべての万物には重力がかかっています。昔、ニュートン先輩が発見した「万有引力の法則」です。

      

【万有引力】

「地上において質点(物体)が地球に引き寄せられるだけではなく、この宇宙においてはどこでも全ての質点(物体)は互いに gravitation(=引き寄せる作用、引力、重力)を及ぼしあっている」とする考え方、概念、法則のことである。

出典:Wikipedia

        

つまり、我々は何かしらの行動をする際に、強大な重力に対抗できる力を体内から発しているという事。ゆえにエネルギーが消費されるわけです。

    

生きとし生けるものには生存本能があり、生物は皆、出来るだけ長く生きたいと望みます。長く生きる為には長く体温を保持し、長く生命活動を続けねばなりません。

       

よって、体の機能を維持するエネルギーを保存しようとするのは生物として至極当然な反応であり、「めんどくさい」「行動できない」と感じるのもごく自然な事なのです。

       

めんどくさいと思いながら働く日本人

日本におけるニートの数は2002年頃から急激に増えており、近年は増えもせず減りもせずの横ばいといった所です。

◆若年無業者数(ニート)の割合

画像出典:内閣府より引用

現在では「働き方改革」を目標に掲げて色んな取り組みを行っていますが、それでも世界的に見れば、日本は就業者が多く長時間労働の社会構造を持った国と言えるでしょう。

    

つまり、日本は「ナマケモノ」より「働き者」の方が多い国なのです。

      

では、実際に社会人として働いておられる方が「めんどくさい」と思ってないかと言うと、そうでもないですよね?誰しもがただ単に「めんどくさいけど頑張って働いている」だけなのではないでしょうか?

     

めんどくさいのに働く理由。めんどくさいのに行動できる理由。それはこの国が労働しないとお金が得られない構造を持っていて、お金がないと生きていけない世界だからです。

    

生命活動を維持する「衣食住」を得る為には、エネルギーを消費してでも「お金」を稼ぐ必要があります。

      

つまり、めんどくさくても行動できなくてもニートになりたくても、この日本では働かねばならないのです。

       

人間がみんなナマケモノである理由

こんな事を言うと厳格な家庭で育った方には怒られるかも知れませんが、「怠ける」ってものすごく合理的な考え方だと思うんですよ。

    

怠ける=ダラダラしていて、やる気がない様子。堕落しきった様子。

      

もちろん、世間一般では上記のような意味に捉えられる事は十分承知しています。

        

ですが、この「怠ける」の裏側には、「無駄な行動をしない」というエネルギーを節約する意味も含まれているのです。

     

体力を温存する為に無駄を省く

忍者の里を舞台に忍びの人生を描いた、週刊少年ジャンプの人気漫画NARUTOーナルト。作中で「忍者走り」というものが描かれています。

      

     

この忍者走りは通常の走り方とは異なった独特のフォームを持っており、

忍者走りの特徴

・過剰な前傾姿勢

・腕を振らない

という特徴を持っています。ではなぜ、忍者は普通の走り方をしないのでしょうか?

      

普通に考えて、腕を振って走らなければスピードはまず出ません。なんせ「人類最速の男」と呼ばれるウサイン・ボルトでさえ、腕を大きく振り上げて走ってますからね。

       

上記から察するに、忍者は走る際にスピードよりも他のものを求めている事がわかります。それはおそらく、「いかにスタミナを消費せずに走れるか?」という点でしょう。

    

敵地に忍び込み情報を持って帰る為には、持久力や忍耐力といったものが必要になってきます。また、昔は街灯などなく外は真っ暗闇。移動は抜き足・差し足・忍び足が基本です。

       

この過酷な環境を生き抜く為に考案されたものこそ忍者走りであり、「地球の重力に逆らわない前傾姿勢」と「腕を振らずに体力を温存する」という変な走り方が生まれたわけです。

      

Real Life Ninja Reacts To Naruto | ASIAN BOSS

     

世界最高に「怠けた」走り方である忍者走りが、結果として忍者の命を救う事に繋がるとは皮肉なものですね。私達もクソほど「怠けた」働き方をして、効率的にお金を稼がねばなりません。

        

      

ナマケモノが世界を変える

近年、有名になってきたスマート家電。スマートフォンから始まり、スマートウォッチ・スマートスピーカーなど、デジタル技術の革新と共に便利な機能を備えた製品が開発されました。

      

この技術革新の流れは衰える事がなく、むしろ今後、飛躍的に伸びていくものと予想されます。そこではSF映画に登場するような、近未来的な製品が多く生まれる事になるでしょう。

      

例えば、朝起きて「おはよう」と言えば勝手にカーテンが開いて朝食が出来上がり、帰宅して「ただいま」と言えば勝手にお風呂が沸いて夕食が出てくる、そんな夢のスマートハウスが完成するかも知れません。

     

事実として、技術とは人が楽をする為に生まれたものです。AIや機械やロボットといった存在は、人の労働を代替する為に作られるのです。

    

今から100年前、まだ洗濯機が存在しなかった時代では、洗濯は人間の仕事だった事でしょう。同じように、掃除も人間の仕事だったはずです。

    

しかし、現代ではその作業を代替する家電製品があり、洗濯や掃除は人間の仕事ではなくなりました。これは人間が怠ける為にテクノロジーを生み出した結果であり、他の生物にはない圧倒的な知能を持った人類の進化なのです。

     

       

今、「めんどくさい」「行動できない」と思っているあなたに朗報があります。それはいつか必ず我々の代わりに、機械やロボットがめんどくさい作業をやってくれる世界が到来する事です。

     

だから思う存分、怠けましょう。「こんなの時間の無駄だ」と思う事があったならば、声を大にして言ってやりましょう。

        

本物のナマケモノには無理だとしても、知能を持ったナマケタイ人間には、それを解決する潜在的な力が十分過ぎるほどあるのですから。

       

私の発明は、すべての人にとって役に立つ物でありたい。そして、世界の平和に貢献するような物でありたい。

出典:トーマス・エジソン

      

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