既得権益層の老害を抱える日本。この国をアップデートできない本当の原因とは?

思う事

どうも、妖狐(@yo_ko)です。

    

先日、消費税増税に関する記事を書きました。その中で、現行の8%で保持される軽減税率制度について触れましたが、これに対して面白いツイートがありました。

      

   

上記を深掘りしていきます。

     

既得権益層の老害を抱える日本

まず、冒頭でお話しした軽減税率制度についてご説明します。

       

軽減税率対象品

・飲食料品

・各種新聞

   

上記の2種類のみが、軽減措置として増税されない対象品となります。そこで冒頭のツイートが飛び出したわけです。

      

では、ここで冷静に考えてみましょう。まずは飲食料品。これは私達が生きていく為に欠かせないものです。増税されると、生活費が圧迫されるのは目に見えてます。

    

対して新聞はどうでしょうか?まず、私は見ませんし取っていません。そして私の周りにも見てる人や取っている人はいません。私の実家のババア(62)も取らなくなりました。

         

理由はスマホの方が2億倍くらい早く情報が手に入るから。平たく言うと、金の無駄です。おまけに「紙」という資源も無駄にしています。

     

需要が無いにも関わらず、軽減されるというのはちょっと強引すぎますね。私にはまるで「新聞をなくしたくない誰かさん」が存在しているかのように感じるんですけど。

         

広がる男女間格差

では冒頭のツイートに戻って、生理用品やガス・電気についても考察してみましょう。まず、生理用品に課税するのは男女間で格差が広がる原因になります。

         

なぜなら、男性には必要ないけど女性にとっては日用品と同じだからです。ただでさえ男女間賃金格差がひどい国なのに、さらにその格差を広げるような真似してどうするんでしょう?

      

◆女性管理職の割合

画像出典:労働政策研究・研修機構 より出典

      

また、電気やガスも日常的に必要となるもの。飲食料品と同じく、増税されると生活費が圧迫されるのは間違いありません。

       

以上の観点から、誰がどう考えても軽減すべきは上記2つと言えます。間違っても新聞の2文字が浮かんでくる事はあり得ないのです。

         

この法案の裏側に、金と権力の匂いがプンプンするのは私だけではないでしょう。

    

既得権益

既得権益というものをご存知でしょうか?

   

【既得権益】

時流にそぐわなくなった特権としてその社会的集団を非難するときによく使用される。社会的集団が利己的に活動すると、存続している限り、それだけ勢力も拡大していくはずなので、大抵何らかの既得権益を保持するようになる。既得権益を成立させている要因は、その集団の持つ総資本量であったり、コネであったり、互恵状態になれる集団同士の寡占的な協力関係であったり、その集団の構成員の多さであったり、暴力的な脅迫であったりと多様である。

出典:Wikipedia

    

例をあげますと、政治家や官僚の天下り。放送法により地上波を寡占しているテレビ放送局。印鑑証明によって守られているハンコ業界。あとは企業から解雇されにくい権利を持つ正社員も既得権益です。

     

      

要するに、権利によって守られていたり、コネが通じる世界の事を指しています。

    

これらはすべて「お金」という利益を生み出す構造を持っています。ゆえにその構造をつぶして欲しくない人がたくさん存在するわけです。

      

ですが、ビジネスというのは時代と共に移り変わるもの。例えば、見放題の動画配信サービスのせいでDVDすら売れない今の時代に、ビデオテープの製造なんかしてても儲からないでしょう?

    

何かを得るためには何かを捨てなければなりません。それは生命だって同じです。死があるからこそ新しい命が生まれてくるのです。

        

森羅万象に逆らって世の中をコントロールしようとすれば、未来はどんどん遠のいていきます。仮に日本だけが進化を拒んでも、他の国は前に進んでいきますよ?

        

腐りきった政治と老害を抱える日本

価値観が昭和で止まっている人の典型的な例は、「新聞は高齢者の為に必要だ」という理論です。だって、もし本当に高齢者の為なら逆に軽減する必要ないですからね。

    

今は若者よりも老人の方がお金を持っている時代ですよ?平成生まれは、生まれながらにして2000万円の負債を抱えているのが現実です。

       

         

国が崩壊する可能性があるこの状況で、老人を優遇してどうなります?ちょっと小一時間ほど教えてもらいたいんですけどね。そんなお金があればむしろ若者を優遇してあげて下さい。

     

負け戦

アメリカと中国。今やこの2国は世界経済の中心です。若く優秀な労働力と高いIT技術力を持ち合わせ、GDP(国内総生産)は日本の3〜4倍に値します。

    

       

一方で、日本は国民の30%が65歳以上という由々しき状況を迎えています。インターネットすら理解できない年寄りが3分の1ですよ?

      

◆高齢化の国際的動向

画像出典:内閣府より引用

      

我々はこの状況で、老人を支えながら彼らを相手に戦わねばならないのです。正直、敗北の色が濃厚すぎますよ。まるで「負け戦」です。

        

老人にはなっても老害にはなるな

我々の体は必ず年をとります。永遠に若いままの状態ではおられず、いつかはみんな老人になるのです。体力も能力も衰えて、今と同じような生活はできなくなるでしょう。

     

自分が年をとったという事は時代が移り変わったという事です。当然、考え方や価値観も、その時代の情勢を含んで変わっていきます。

       

人生で最も輝いていた10代20代の頃のままで思考停止して駒を先に進めると、どこかで塞ぐ事ができないほどの大きな綻びが出てくるのです。これがいわゆる老害という現象。

        

年老いていく中で最も重要なのは、年齢と共に考え方や価値観をアップデートする事。時代に合わせた最適解を探す事で、時代に適した人材になれます。

      

本当に尊敬される年寄りというのは、「ただ単に年を重ねた人」ではありません。「自分が老人である事を理解しながらも、次の世代の為に役に立てる人」です。

            

今後、AIが本格的に雇用を奪う時代になるでしょう。しかし、老人にはなっても老害にさえならなければ、仕事に困る事も生活が苦しくなる事もありません。

    

古臭い既得権益に媚びなくとも十分食っていけるのです。つまり、利権で守ろうとする年寄りというのは・・・皆さんはもうおわかりですよね?

         

年をとるということが既に、新しい仕事につくことなのだ。すべての事情は変わって行く。我々は活動することを全然やめるか、進んで自覚をもって、新しい役割を引き受けるか、どちらかを選ぶほかない。

出典:ゲーテ

           

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