どうも、妖狐(@yo_ko)です。
前回:【アドセンス審査に向けての基本的な設定編】から引き続き、今回は【最初の1記事から合格まで編】になります。
ここからいよいよ合格に向かう為のノウハウを伝授いたしますので、ぜひ参考にされて下さい。
1. デザインにこらない

私がアドセンス合格まで2ヶ月かかってしまった最大の要因のひとつ。それはサイトデザインに時間を費やしてしまった事です。
あなたがもし有料テーマで始めているとしたら、それほど気にはならないかも知れません。なぜなら、有料テーマには最初からカスタマイズできる素材が入ってますからね。
しかし、無料テーマではカスタマイズするのに限界があり、自分でプログラムコードを触る必要があります。そのコードは主に次の2つ。
・HTML(Hyper Text Markup Language)
・CSS(Cascading Style Sheets)
これらの操作を覚えるまでにも時間はかかりましたが、問題は覚えてからの話です。自由にカスタマイズできるようになった私はあまりにもデザインに凝ってしまい、肝心の文章を書く時間を疎かにしてしまいました。
ブログというのはコンテンツが命。中身勝負。つまり、良い記事書いてナンボなんですよ。これはたくさんの有名ブロガーさん達もおっしゃっている事です。
私はその命を伸ばす努力をせず、後からどうにでもなる外装にたくさんの時間を捧げてしまいました。これは教訓。あなたには同じ失敗をしてもらいたくありません。
それのみに没頭する
おそらくですが、今まで長い文章を書いた事がない初心者の方が初めて書く記事は、才能等の個人差もありますが、平たく言って「生ゴミレベル」です。
とてもじゃないですけど、人から共感を得られるような代物ではありません。ですが、書き続けている内に必ずレベルアップします。それも自分では信じられないほどにです。
これを最短で引き起こす為には、狂ったように書き続けるが最適解。ゲームのレベルアップと同じ要領です。
ちょっとスパルタかもですが、あなたがもしサラリーマンだとしても休日に10時間ほどぶっ通しで書き続けて下さい。ケツの筋肉がおかしくなるくらいまで書いて下さい。
するとその内、息をするように3000文字が頭に浮かんで来ます。躊躇なく文字が書けます。読む人を惹き付けられるような文章になります。
こうなってくるともはや無敵です。利益は間違いなく、後から勝手について来ますよ。
2. 毎日ブログをやる

これはアドセンスよりもSEO対策になりますが、ブログを挫折しない為の対策でもあります。
どんなに時間が取れない日であろうと、どんなに疲れている日であろうと、たとえ5分10分であろうと「毎日ブログをやる」という事を徹底して頂きたいのです。
実はこれにはきちんとした理由があります。それは習慣化です。
【習慣】
日常の決まりきった行いのこと。長い間そうすることによって、そうすることがあたかもきまりのようになったこと。反復によって習得し、少ない心的努力で繰り返せる。
出典:Wikipedia
この記事を見ている方の中で、歯をみがかない人っていませんよね?風呂入らない人っていませんよね?眠いから仕事しない人っていませんよね?もしくは下記のような人いませんよね?

ウ○コしたいけどトイレ行くのめんどいからここでブリブリするわ
もし、万が一おられたなら不潔すぎるんで、摂氏80℃の熱湯消毒した後、オキシドールで除菌して下さい。お願いします。
有意義な習慣化
私達が普段の行動に労力を感じないのは、それが習慣化している事が大きな原因と言えます。本来なら疲弊してしまう事でも、その労力が最小限に抑えられるのです。
この習慣化の力を侮っている方が結構多いのですが、ぶっちゃけ「それって人生をだいぶ無駄にしているよね」と言わざるを得ません。
この力はマリファナより依存度が高いとされるタバコにも有効なんですよ。事実、私は2年前まで喫煙者でしたから。
実はタバコに含まれる成分が体内から抜けるのは早いんです。3日もあればほぼ抜けます。それなのに禁煙できない人がいるのは、いつも吸っていた時間(朝一・ご飯後・通勤中の車内など)が習慣化されている為に起こる現象です。
成分はすでに抜けてるのに「吸う動作」がない事が、体に強烈な違和感を引き起こし吸いたくなってしまいます。まさに負の習慣化ですね。
しかし、このシステムを理解したあなたなら、もうおわかりでしょう。これを有意義な習慣化にすれば、人生が爆発的に良い方向へと向かっていくのを。利益を生み出し続ける資産に、この方程式を適用しない理由は皆無ですよ。すなわち、ブログに習慣化は鬼に金棒。
3. 精通したテーマで中身が濃い記事を書く

一昔前の時代と比べてグーグルの能力は飛躍的に向上し、別次元のものとなりました。
これはアドセンスの審査にも言える事で、昔に比べて圧倒的に合格するのが難しくなっています。そして今後も、ますます厳しくなっていくであろうというのが私の見立てです。下記はグーグルが掲げている企業理念の一つ。
ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
出典:Google が掲げる 10 の事実 より引用
これが真実だとすれば、SEOもどんどん賢くなっている今、付け焼き刃の大した事がない知識や、あるいは人からパクった文章が評価されないのは自明の理でしょう。
手を抜いたらその瞬間にバレちゃいます。必要なのはかさ増しする為の記事ではなく、本当にユーザーの役に立つ記事です。
カテゴリーを絞ろう
ものすごく勉強家で博識な人でないと、おそらくそんなに多くの知識を持ち合わせてはいないでしょう。しかし、誰にでも没頭してきた趣味や仕事があるはずです。ならばそれを記事にしない手はありませんね。

このジャンルだったらずっと喋っていられる!
そんな場所にこそあなたが光る舞台があります。風呂敷を広げ過ぎたって大変なだけ。最初は2つか3つ程度のカテゴリーで記事を書いていきましょう。
4. 審査に落ちたらPDCAを回そう

本記事シリーズをここまで読んで下さった方、そして以下の過去記事を読んで下さった方。
ここに書かれている対策を全て実行した後でも受からないのであれば、必ず他の部分に要因がある事になります。それを対処しない限り、永遠に合格はできません。
つまり、PDCA(事業の品質管理などの継続的改善手法)サイクルを回す必要があるという事。
Plan(計画) | 改善の計画 |
Do(実行) | 改善を実行 |
Check(評価) | アドセンス審査 |
Action(改善) | 問題点を分析 |
ブログに至っては「Check」から始めたら良いです。受かるかどうかわからなくても審査に出す→不合格の知らせを受ける→何がダメなのか分析→改善、の流れです。
アドセンスの不合格メールには次の大まかな理由が記載されています。
・グーグルのプログラムポリシーに違反している
・コンテンツが複製されている
・著作権で保護されたコンテンツ
・不正なコンテンツ
・コンテンツが不十分(価値が低い)
・偽造品の販売や宣伝
正直、これらを片っ端から対処していくしかありません。疑わしい記事はすべて下書きに戻しましょう。どれか1つの記事だけが引っかかってる可能性もありますからね。
原始的な方法になりますが、申請には回数制限がないので、1つの記事を下書きに戻してして申請→不合格ならまた別の記事を下書きへ。これを繰り返すのが一番早いです。
「ブログで稼ぐ」は大変
ちょっと厳しい事を言いますが、ここで根負けしてしまうとその先はもうありません。あなたがこれからやろうとしているブログは、こういうめんどくさい事の繰り返しですから。
むしろ落ちて当然。そのように自分を鼓舞していきましょう。きっとモチベーションにもつながるはずです。
会社の仕事より楽だとか、勝手に収益が生まれるだとか、有名ブロガーさんはあたかも軽々とやってのけたような事を言いますが、その裏には必ず血の滲むような努力があります。
今輝いている人ほど尋常ではない努力をしているんです。まさに光と影、表裏一体。
「アドセンスに受からなくて落ち込んだ日々」の先に「たくさんの人から読まれる人気ブロガー」があります。
根拠がない自信で構いません。
「俺(私)ならできる!」
そう思いましょう。
あなたがそう思ってパソコンに向かい始めた時点で99%は受かっていますね。
残りの1%など、誤差の範囲です。
私たちの最大の弱点は諦めることにある。成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ。
出典:トーマス・エジソン
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